思えば週に一度更新されているこのコラムも随分と回数を重ねてきた。計数に誤りがなければ、これまで240本のコラムが書かれてきており、今週が241回目になる。そもそもこのコラムがなぜ始まったかと言うと、データベースに収蔵される映像が増えてきて、スタッフでさえすべてを把握するのが難しくなり始めたのに対し、せっかく登録してもらった映像を埋もれさせるのは惜しい。じゃあスタッフが埋もれる前に掘り出してきては、短い文章を添えて紹介しようじゃないか、と言う事だった。
この趣旨からすると、コラムで取り上げられる映像にはなるたけ重複がない事が望ましいと言える。しかしながら、このコラムは持ち回り執筆であって、自分が取り上げた映像は覚えていたとしても、他のスタッフが書いたネタについてはそうそう覚えていられないのも現実。すなわち映像によっては何度も何度も紹介されているものもあるはずだ。
と言う事で、今回フト思い立って、コラムで紹介された回数が1番多い映像は何かを調べてみた。その結果栄えある第一位は、じゃじゃーん、
「ガラパゴスアホウドリの求愛ディスプレイ」(データ番号: momo061130pi01b)。ぱちぱち。なんとこれまで7回も登場。この映像がデータベースに登録されてから二年半強だから5ヶ月に1度くらいのペースで紹介されているわけだ。長い嘴をパチパチぶつけ合うシーンは印象的であって、何度でも見て飽きないこの映像が堂々の1位であるのはよく理解できる。
次点は、6回登場の、
「アデリーペンギンのジャンプ」(データ番号: momo021121pa01b)、
「母ヤギの背中で遊ぶ仔ヤギ」(データ番号: momo031024ca01b)、
「子犬の遊び、ケンカ、「仲裁」行動」(データ番号: momo041128cf01b)、
「ティンバーゲンの実験 - イトヨの闘争行動を解発する鍵刺激」(データ番号: momo050707ga01b)の4本。脊椎動物強し。現在収蔵の映像の2/3が脊椎動物のものである事を考慮に入れたとしても、やはり強いと言わざるを得ない。脊椎動物以外だと、5回紹介された映像6本の中にコウガイビル、マテガイ、ホシムシが出てくる(映像へのリンクは省略)のがやっとである。節足動物はいったいどうなってしまったのでしょう。というか、地球は昆虫の星だったのでは?
今回もそうだが、一回のコラムで複数の映像を紹介する場合もある。なので、紹介した映像の総本数は240を遥かに越えて411本だ。今日現在でデータベースの収蔵映像は全部で954本だから、まだ半分も紹介していない事になる。週に二本ずつ紹介し続けたとしても、最近の映像登録速度は3日に1本を上回るペースなので、もうおっつかないことになる。うーむ。
ちなみに、まだ1度も紹介されていない映像で、登録時期が最も古い映像は
「ハンドウイルカの同性愛行動 2」(データ番号: momo010710tt02b)である。
中田兼介(東京経済大)
2009-06-12