どうでもいいが、当サイトのイメージカラーと言えば、緑と赤であると私は勝手に決めている。なんせタイトルロゴがそうなっている。緑と赤と言っても、特にクリスマスとの関連性はない。サーバーがバングラデシュに置かれているわけでもない。もちろん、緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェとも(毎度毎度私のネタが古いのはお許しを)、ピーマンの品種とも関係ない。
ピーマンと言えば、子供の嫌いな野菜の筆頭だけれども、小さな子供を育てていると、食べる事に関してそれはもういろんな事を注意しなくてはならない。「甘いものばっかりじゃなくて、ご飯を食べなさい」「あー、もうお茶こぼしちゃって」「よく噛みなさい」「ちゃんと座って食べなさい」、、
ちょっと待って、プレイバックプレイバック。座って食べると言うと、真っ先に思い浮かぶのが
「貝を動かすソデカラッパ」(データ番号: momo050223ch01b)。ちょこんとお行儀良く座って貝殻をハンドリングしている姿を見ると、ウチの子供たちにカラッパの爪のアカを煎じて飲ませてやりたくなる(この際カニの爪にアカがあるかどうかなどと瑣末な事を問うてはいけない)。
Wikipediaによるとカラッパはshame-faced crabと呼ばれるそうで、その名の由来となった顔を隠す大きなハサミを、缶切りのように使って貝殻を割り、中身を食べる。で、割り始める場所を探すためにクルクルと回しているところが映っているのがこの映像である。
よくよくこの映像を見ると、ハサミだけじゃなく歩脚も貝殻の扱いに関与している事がわかるのだけど、これを最初に見た時、無学な私はたいそう驚いた事を憶えている。というのは、私にとってカニの食事風景のイメージは
「スベスベオウギガニの巻貝捕食行動」(データ番号: momo031013sh01b)や
「イボイワオウギガニの採餌行動」(データ番号: momo031011es01b)、
「イワガニによる巻貝捕食」(データ番号: momo030727pc01b)のようなものだったからだ。でも、データベースを良く見返してみると、カラッパの前に既に
「イボイワオウギガニによる巻貝捕食〜成功〜」(データ番号: momo030727es01a)、
「イボイワオウギガニによる巻貝捕食〜失敗〜」(データ番号: momo030727es02b)が登録されていて、歩脚を使って貝を回転させるのはひとりカラッパだけではないことがわかる。まあ、考えてみれば巻き貝の場合、殻口以外の場所はハサミではつかみにくそうだから、いろんな方向に貝殻を向けるためには、歩脚の助けが必要なのかもしれない。
それはともかくとして、このカラッパとイボイワオウギガニの映像を見比べてみると、やはりカラッパの座りっぷりの良さが私の目を捉えるのである。うっかり
「ギニア・ボッソウのチンパンジーによるナッツ割り行動」(データ番号: momo011122pt03a)なんかを連想してしまったりして、カラッパを車座に座らせて餌を食べさせたりしたら絵になるだろうなあ、などとアホな空想に耽るのである。こんな考えを知られたら、きっと彼らは私を罵るに違いない。「馬鹿にしないでよ」
中田兼介(東京経済大)
2007-01-05