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ゆとり:遊んで過ごした日々

イエネコの遊び
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ニホンザルの馬跳び遊び
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母ヤギの背中で遊ぶ仔ヤギ
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温泉に入るニホンザル
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学校五日制になり、現行の学習指導要領が施行されて、学校現場は確実に多忙になった。筆者の勤務校では、65分5限授業と前後期の二期制を導入し、なおかつ夏休みも縮小して授業時間数の減少に対処してきた。この4年間で失った「ゆとり」は大きい。2月8日に中央教育審議会の答申がなされ、次の学習指導要領が2007年度内に出るという。理科の扱いがどう変わるのかを注目するのもいいのだが、今ひそかな「はやり」になっている昭和30年代を「ゆとり」をもって回想してみた。

 筆者は1958年(昭和33年)に京都市内で生まれ、小学校一年生までそこで過ごした。祖父母が営む米穀店で、サラリーマン世代の父母と暮らしていたので、近所での通称は「米屋はんのボン」であった。米を食べるネズミ対策か、家ではいつもネコを飼っていた。子ネコはヒトの子どもの遊び相手だったが、「イエネコの遊び」(データ番号: momo051027fs01b)、大人のネコはヒトの子どもが寝ると、そばを離れないで一緒にいてくれた。

 小学校に入学する前の健康診断で、ガンを飛ばし合い殴り合いのケンカをした。そういう出会い方をして、小学校の先生全員が名前を知る「三羽ガラス」となった。学校の廊下でじゃれまわり、5,6年生の教室に押しかけ、職員室にも出没した。しかし、皆さんにじゃけんに扱われた記憶がない。帰り道、交番のお巡りさんとも友達になって、飲み物もおごってもらった。こんな風だったのだ、「ニホンザルの馬跳び遊び」(データ番号: momo050423mf01b)

 思えば、小学校一年生のワルガキに対して、年長の5,6年生、先生、お巡りさん、大人のネコ、皆さん実に寛容で「ゆとり」をもって接してくれていた、このヤギのように、「母ヤギの背中で遊ぶ仔ヤギ」(データ番号: momo031024ca01b)。母は嫁入り道具に電機洗濯機をもってきたという、2個のローラーを手で回して脱水するタイプのヤツ。小学校入学の年が東京オリンピック開催の年だった、三波春夫の五輪音頭を学校で踊った。

 京都の町屋には風呂はなく、近所の風呂屋に親子で良く出かけた。学校の友達ともよく風呂屋で合った、「温泉に入るニホンザル」(データ番号: momo050331mf03b)。5人くらい集まると水泳大会のようなことをやらかした、湯上がりはラムネを買って飲むような小銭をもたせてもらうと本当に幸せだった。「ラムネのビー玉を飲みこまんように用心せなあかん」と教わり、最初はビビリながら飲んだものだった。あのビー玉がつまると、ノドがでてくんのやと信じていた日々だった。
広瀬祐司(大阪府立茨木高校)
2006-02-10

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