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学習指導要領改訂とMOMO

カメ類(クサガメ・ニホンイシガメ・カミツキガメ)の歩行
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カミツキガメの産卵
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オオクチバスの産卵
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ブルーギルの求愛と産卵
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高等学校では2003年から実施されている、現行の学習指導要領の改訂が最終段階を迎えている。現行の学習指導要領では中学校で、進化もイオンも学ばなくなった。生物x宕C龍飢塀颪如▲淵肇螢Ε爛櫂鵐廚亡悗垢覽Ⅸ劼如嵜紊僕呂韻織淵肇螢Ε猯鎧辧廚箸いΦⅨ劼鮓�燭箸④砲篭蜘海靴拭�ヾ鉷惱�愼獲徇里任蓮∪己�梁人誉④反焚宗�篥舛竜�Ю①�NAの存在を中学校で学ぶようになりそうだ。水溶液の電導性、原子の成り立ち、イオンなども中学校で学ぶことになる。これで、やっとまともな授業が展開できる。小学校では、地域の特性を生かし、その保全を考えた学習や、環境への負荷に留意した学習の充実を図るそうだ。よしよし、もう一押し!ここら辺の情報は文部科学省HPで公開されている、教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめに詳しく掲載されているので、教育関係者は必見です(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/001/07110606/001.pdf)。

 さて、気になる高校生ではどのようになるのか?物理・化学・生物・地学の4領域の中から、3領域以上を履修するように科目構成が見直されている。物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎(各2単位)が新設され、基礎を付した科目を3科目履修すれば、履修基準を満たす。その履修後に物理・化学・生物・地学(各4単位)を履修する。これは、現行の学習指導要領に比較すると格段の改善である。各科目の内容としては、「生物基礎」に、細胞と遺伝子、生物の多様性と生態系などが盛り込まれる予定である。「生物」は、生物現象と物質、生物の生活と反応、生物の集団、生物の進化などを盛り込む予定である。環境の世紀にふさわしい学習指導要領となるには、この程度は最低限確保する必要があるだろう。

 動物行動学だけに注目すると、現行の学習指導要領では生物x宕C貿枸鵑気譴討い董�膤愼�逎札鵐拭嫉邯海僚仟衄楼呂砲覆辰討い襪�△海譴�己�鵺に移行される。生物x宕「鰺晙い垢訐古未蓮∪己�鵯を履修する生徒のほんの一握りなので、これでは初等中等教育現場でMOMOの出番が少なくなるではないか!?いやいやそんなことはありません、次期学習指導要領では、小学校段階から地域の環境保全の機会が求められているのです。既に登録されている動画で、この方面に役立ちそうなものを探してみた。例えば、「カメ類(クサガメ・ニホンイシガメ・カミツキガメ)の歩行」(データ番号: momo070326un05a)には、外来種であるカミツキガメの歩く姿が収録されている。そして、カミツキガメは日本で繁殖し、その生活史が回っているのだ「カミツキガメの産卵」(データ番号: momo070326cs01b)

 数々の固有種が生息する琵琶湖・淀川水系でも外来種が繁殖し、その生活史が回っている、「オオクチバスの産卵」(データ番号: momo040129ms02b)「ブルーギルの求愛と産卵」(データ番号: momo040130lm01b)。ナイーヴな大人は、川や湖に生きものを放すことは自然にとって良いことをしていると思うかもしれない。ペットショップで買ったミドリガメが大きくなったので、近くの川に放した経験のある方もいるかもしれない。けれどもその行為は、地域の自然を確実に撹乱する。地域の”生態系”は、長い時間をかけた進化の過程で形成されてきた。そのことを中学校から全員が、学んで欲しい。地域の自然を大切にするには、よくよく身の回りの自然を見ることだ。DSやら携帯電話を放り出して、地域を「探検」しよう。筆者が小学校時代には「探検」というあそびをホンマにやってました。その時にMOMOは的確なサーチイメージをきっと提供してくれるでしょう。
広瀬祐司(大阪府立茨木高等学校)
2008-01-11

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