「隊長」
『なんだ』
「隊長は先週、何かをお忘れになったのではありませんか」
『そうだ。すっかり忘れていた。日々の出来事を会話調のコラムにして、あるサイトに投稿しているのだが、地球の和歌山の海に遊びに行って、その締切をすっかりと』
「忘れて、穴をあけたのでありますか」
『いや、海から帰ってきたら、穴はあかずにふさがっていた』
「それじゃよかったであります」
『いやしかし、バチが当たったのだ』
「バチとはなんでありますか」
『海で泳いでいたら、バチバチと体に何か当たるのだ』
「それはなんでありますか」
『つまり、そこはちぎれたクラゲの足がたくさん浮かんでいるところだった』
「はあ」
『泳ぐたびに、バチバチするわけ』
「痛そうであります」
『ところが、意外と気持ち良かったわけ』
「良いでありますか」
『そう。で、まいっか〜、と思って、泳いで帰ってきたわけ』
「すると、コラムを忘れていたことに気づくでありますね」
『そう。で、まいっか〜、と思って、気づいたら今度は全身ブツブツなわけ』
「全身でありますか」
『海パンのところ以外は、なわけ』
「素っ裸だったらゾッとするであります」
『さすがに公務員だから、それはないわけ』
「捕まるであります」
『しかも、そのブツブツが今度は痒いわけ』
「全身ムズムズでありますか」
『そう。でも、一週遅れたらネタもできてたわけ』
「で、今回のオチはどうするでありますか」
『まあ、クラゲに刺されて病人みたいなもんだから、クランケって感じ』
「早く良くなってくださいであります・・・」
「遊泳するミズクラゲ」(データ番号: momo040410aa01b)
「波打ち際で遊泳するアカクラゲ」(データ番号: momo040410cm01b)
「エチゼンクラゲの遊泳」(データ番号: momo031013sn01b)石田 惣(大阪市立自然史博物館)
2008-08-08