「艦長」
『なんだ』
「地球の生物捕獲隊からの報告が途絶えました」
『むむ。アホなやつらだったがついに遭難か』
「ボケるのに夢中で干潟に脚でもとられたのでしょうか」
『ともかく、隊長捜索に地球に出かけるとしよう』
「こういう展開は某大作戦でお得意です」
『じゃあ後の事は副長に任せて出発だ』
「では早速転送!」
ビヨーーーーーーーーーーン
「艦長、つきました」
『おお。ここはどこだ。イシャはどこだ』
「医者は私です」
『シリツをしてください』
「まだ何もケガしてません」
『地球の海にはメメクラゲというこわーい生き物がおると文献に書いてあるのだ。ぼくは死んでしまうかもしれないのですよ』
「死なんっちゅうねん。ここは最後の報告にあった有明海というところで、動物行動の映像データベースには
「塩の投入に対するマテガイの飛び出し行動」(データ番号: momo050501ss01b)という有明海の生物が載っています」
『ほれやっぱり海だ。念のためクラゲをデータベースでポチっとな』
「艦長!
「遊泳するミズクラゲ」(データ番号: momo040410aa01b)、
「波打ち際で遊泳するアカクラゲ」(データ番号: momo040410cm01b)、
「エチゼンクラゲの遊泳」(データ番号: momo031013sn01b)が見つかりました!」
『メメクラゲは腕に噛みついて静脈を切断するのだ』
「そんな事のできそうな口は見当たりません」
『むむ。ならばきっと隠れたところからびよーんと』
「
「吻を出し入れするチロリ」(データ番号: momo070516gc01b)の事でありますか?」
『ギャー』
「それとも
「ホシムシの摂餌行動」(データ番号: momo050303ps01b)でありますか?」
『ギョエー。っていうか、クラゲと違おうがクラゲと』
「そんな事より隊長たちはここにはいないようです。ということで、再び転送!」
ビヨーーーーーーーーーーン
「艦長、つきました」
『おお。ここはどこだ。なにやらソースの匂いがぷーんと』
「ここは最後から二番目の報告にあった大阪であります」
『おおさか!それは仲間が知事をしていたことのある、、』
「タコ→火星人、ですか?ちょっと無理筋では?」
『そもそもわしらは火星人でも無いのだった。折角だからタコでもポチっと』
「
「タコの大変身」(データ番号: momo040202os01b)が出てきました」
『変身能力のおかげで知事を勤められたわけだな』
「艦長は一つのネタにこだわりすぎです」
『しかし、ここにも隊長の姿は見えぬのう』
「たいちょーう!どこにいるんですかあ」
『おこらないから、でてくるのだー』
「しかたがないですね。ではまたまた転送!」
ビヨーーーーーーーーーーン
「艦長、つきました」
『おお。ここはどこだ。ここは、ここは、、うわーーーーーーー』
続く(←続くのか?)
中田兼介(東京経済大学)
2008-05-16