動物の行動をボーっと観察する時にネコはとても良いもんです。少し前は京都は桜満開でしたが、桜舞い散る下でネコらがボーってしてたり、遊んでたりするとこっちもボーってしたりして平和な気持ちになります。僕はネコ好きなので(学部の時は少しネコをしてましたが)、動物行動学をしてみようとも思ったのはネコのおかげでもあるので、今回はネコのお話し。
とりあえずいつものようにmomoでネコで検索をかけてみると、ウミネコの映像が沢山出てきました。が、ウミネコはまた今度。ネコの映像は2件でした。ちょっと以外な結果に。一つは「子猫のじゃれ合い」
「子猫のじゃれ合い」(データ番号: momo060406un02b)。映像では白ネコ同士がじゃれあってますが、この時の子ネコって手加減しらないですね。まあ別なネコに怒られたりして手加減を身につけていくのでしょう。イエネコでも、子ネコの時に遊んであげてる時、手加減しなかった場合(爪たててひっかいたりするときとか)にちゃんとおこってあげると、大人になった時にちゃんと爪出さずに遊ぶようになるとか聞いたような聞かないような。やっぱり個体同士の干渉行動は大事なんだぁーと思いますね、人間もそうなのかな。
もう一つは「イエネコの遊び」
「イエネコの遊び」(データ番号: momo051027fs01b)。おそらく大人ネコかな?よく見るネコの遊びです。なんでネコは見てて飽きないのかなぁと思って考えてみると、やっぱりネコの遊んでいる行動がおもしろいのかなぁと自分の中で結論。特にネコは一人遊びが得意みたい。この映像もそうですが、一人でもどんどん遊びます。夜中いきなり走り出したりとか、コンビニのビニール袋で遊びはじめたりとか。
よくよく考えてみると、子ネコも大人ネコもよく遊ぶような気がする。これがネコを見てて飽きない原因かも。そういえばヒトではあんまり大人は遊ばないな。こんなに子どもも大人も遊ぶのはネコだけなのかなと思い、今度は「遊び」でmomo検索をかけてみると、このコラムでも良く取り上げられるだけあって沢山出てきました。そこで、少しだけピックアップ。
「オトナの遊び」
「オトナの遊び」(データ番号: momo060407pt10a)。これはチンパンジーの大人の遊び。うーん、おとなしい遊びだ。やっぱり他の動物でも大人になると遊びも静かになるのかも。予想的中か?
「遊び」
「遊び」(データ番号: momo060407pt02a)。これもチンパンジー。これは子どもかな、ぶらさがってる個体ははげしい動きだ。「母ヤギの背中で遊ぶ仔ヤギ」
「母ヤギの背中で遊ぶ仔ヤギ」(データ番号: momo031024ca01b)。この子どもも激しい動きの遊びだ。何か子ネコが遊んでいるみたい。母ヤギは一緒に遊ぶ気はなさそうですね、うれしそうな目をしていますが(そんな気がしますが)。いろんな映像を見てみると、やっぱり子どものほうがよく動く激しい遊びをしているみたいです。
やっぱりネコを見てて飽きないのは大人も子どもも良く遊ぶからだ、かな。僕も見られて飽きないヒトになろうということで、春だし、天気もいいし、外に遊びにいってきましょう。
原村隆司(京都大学 動物行動学研究室)
2008-04-25