視る・想うRSS

[データベースホーム]

花粉症

花粉を食べるコアオハナムグリ
↑click to play

身体に付いた花粉を集めるコマルハナバチ
↑click to play

藤の花から採蜜するクマバチ
↑click to play

ツツジにやってきたトラマルハナバチ
↑click to play

菜の花から蜜と花粉を集めるセイヨウミツバチ
↑click to play

ツユクサを訪れたヒラタアブの仲間
↑click to play

 すっかり春陽気でポカポカ気持ちいいので外に出たくなるこのごろですが、今私を悩ませているのが花粉症。外で遊びたいけど、出たらくしゃみ、鼻水、涙が出る出る。もうー、どうにかならないのですかね。

 花粉症は抗原抗体反応の一つで、スギなどのアレルゲン(アレルギーをおこす抗原)が原因。本来は体を守る免疫が過敏になった状態で、アレルゲンの刺激を受けてなんか色んな物質が作られ、また反応を起こして・・・ で、結局くしゃみやらが出ると。このアレルギー体質も乳幼児期までに決定するそうです。動物行動学での「氏や育ち」ではないけど、なんか色々関係してるんだなぁー、人間の体も。子供の時の記憶(育ち)が大事?なんですかね。 だけど、過敏反応するくらいアレルギーにならなくてもいいと思うんだけど。「昔は花粉症なんてなかった」とか言いますけど、「春眠暁を覚えず」とかあるように、春はボーっとして眠くなる。これって実は花粉症の症状だったりとかしないんですけね。

 そんな花粉症の人々にはつらい今の時期。だけど自然界では花粉は植物が繁殖するための重要なものなのですね。むやみやたらに飛ばすスギやヒノキとは違って、動物(特に昆虫)を使った受粉システムはすばらしい。虫媒花の植物では、植物のほうも虫のほうも、進化の過程で色んな形とか行動になってて。この虫(動物)じゃなきゃ嫌だ、っていう植物の感じがいいですね。ということは植物が虫を操作しているのか?

というわけで「花粉」でMOMO検索をかけると、

「花粉を食べるコアオハナムグリ」(データ番号: momo080705un01b)
「身体に付いた花粉を集めるコマルハナバチ」(データ番号: momo070616un01b)
「藤の花から採蜜するクマバチ」(データ番号: momo070512un02b)
「ツツジにやってきたトラマルハナバチ」(データ番号: momo070508un01b)
「菜の花から蜜と花粉を集めるセイヨウミツバチ」(データ番号: momo070402un01b)
「ツユクサを訪れたヒラタアブの仲間」(データ番号: momo030314ss01a)

 やっぱり虫媒花関係の映像が沢山出てきました。花粉だんごとか、花粉症の人にはイヤーっていう映像ですね。こんな虫には花粉症ないんだろーなー。だけど、進化の過程でこんな虫ー植物っていう関係ができてるんだから、実は花粉症もスギ、ヒノキが人間を操作している進化の過程なのではないか? 数百年後は花粉症の人々によるスギ、ヒノキの人間媒植物関係が形成されたりしてして? とか考えてみたりして。まあないですね、多分。
原村隆司(京都大学大学院動物行動学研究室)
2009-04-24

バックナンバー

2005-04-15〜2005-07-22
2005-04-08
前後不覚
中田兼介(東京経済大)
2005-04-01
名は体を表す?
中田兼介(東京経済大)
2005-03-25
紳士的な動物もいれば……
西 浩孝(京都大学大学院 理学研究科 動物学教室)
2005-03-18
くえばでる
森貴久(帝京科学大学)
2005-03-11
食い逃げは心の中にある
中田兼介(東京経済大)
2005-03-04
自然界における「盗み」
藪田慎司(帝京科学大学アニマルサイエンス学科)
2005-02-25
動物に見習うこと
広瀬祐司(大阪府立茨木高等学校)
2005-02-18
冷蔵庫から消えた食材
佐藤ミチコ(京大瀬戸臨海実験所)
2005-02-11
食事しながら口説けますか?
石田 惣(福井市自然史博物館)
2005-02-04
フとゲンキになるシーン
繁宮悠介(長崎総合科学大学)
2005-01-28
理屈っぽい
依田 憲(京都大学大学院 理学研究科 動物学教室)
2005-01-21
くねくねと進む動物 - 脊索動物 -
井上 真(MOMO 運営ボランティア)
2005-01-14
ひったくりの恐怖
丑丸敦史(総合地球環境学研究所)
2005-01-07
ヘビは怖いか?
疋田 努(京都大学理学部動物学教室)
2004-12-31
サルの頃からついていた
森貴久(帝京科学大学アニマルサイエンス学科)
2004-10-22〜2004-12-24