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苦手克服

クサグモの捕食行動
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移動しない餌モデルに対するカマキリの捕獲行動
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マエジロアシナガヤセバエのケンカディスプレイ
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これまで自分の書いてきたコラムを見返してみたら、脊索動物しか取り上げていないことに気づきました。そうです、こんなところに文章を書いておきながら、私は昆虫や蜘蛛が苦手なのです。もっと一般的に言えば、足の多い節足動物ほど苦手です。昆虫より蜘蛛が嫌い、ムカデなんて目を背けたくなります。でもなぜかカニ、エビは平気です。食べられるからでしょうか?われながらげんきんなものです。田舎で生まれて育ったので、子供のときから昆虫に触れる機会は多かったのですが、当時から虫が嫌いで家族にも笑われたものです。

今回は心を入れかえて、蜘蛛と昆虫を取り上げようと思います。彼らの中ではできるだけ可愛いものを選んでみます。こうすることで苦手を克服できるかもしれません。

まずはクモ。私はクモ自体も苦手ですが、クモの巣や糸も大の苦手です。将来地獄に落ちてもお釈迦様に助けてもらえないかもしれません。MOMO の中でできるだけ可愛いクモ画像は、これ。「クサグモの捕食行動」(データ番号: momo030522al01b)
ちょこまか動く姿が可愛いですね。やはり幼体だからでしょうか。獲物が動けなくなったかどうか、脚でつっついてみて確かめるしぐさがなかなかお茶目です。

続いてカマキリ。身体のつくりはスマートでかっこいいとも言えるのですが、顔つきが
昆虫の中でも特に残忍そうで、嫌いな虫のひとつでした。「移動しない餌モデルに対するカマキリの捕獲行動」(データ番号: momo011114ta01a)
この映像は、ディスプレイ上の図形に向かって斧を振り上げて捕まえようとしている姿がなんとなく間抜けでほほえましいかもしれません。なにより、実験のために台に固定されているらしいのが、私が苦手さを感じない理由かもしれません。昆虫ってこちらに向かって飛んでくると怖いですからね。

最後はハエ。「マエジロアシナガヤセバエのケンカディスプレイ」(データ番号: momo050113rl01b) ハエは苦手と言うより、ブンブンとうっとうしいことが多いです。このハエは闘争ディスプレイとしてぎこちなく中脚と後脚で立ち上がり前脚を広げてみせる一生懸命さがなかなか可愛いです。でも立ち上がったときのほうが足元もおぼつかなく弱そうに見えるのですが、どうしてこれで勝敗が決するのでしょう。ちょっと不思議です。

と、MOMO の画像をながめてみましたが、やっぱりまだ昆虫・蜘蛛はあまり得意ではありません。小さな時になにかトラウマがあったのかもしれません。虫愛ずる姫君やナウシカはどんなきっかけで虫を愛するようになったのでしょうか? 虫嫌いの私としては不思議です。
井上真(MOMO運営ボランティア)
2006-09-08

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