僕は行事が大好きなので、このコラムを書く時はだいたいその月の行事内容を書いている気がする。というわけで、7月は七夕。日本でいう七夕は、「織姫と彦星が年1回会えますよ」というものです。だから、子ども達に「晴れるといいね」とか言いながら、お星さまを見るという、素敵な行事です。色々調べて、なんで織姫と彦星が年1回しか会えなくなったかというと、織姫は天帝(偉い人でしょう)の娘で、たいそう織物のうまい働き者の娘だったそうで、彦星もまた働き者だったそうです。そこで2人の結婚を天帝が認めたそうですが、2人は夫婦生活が楽しく、全然働かなくなってしまい、天帝が怒って年に1度(7月7日)しか会えなくしたそうです。ここで面白いのが、いつもは天の川で隔てられている2人ですが、七夕の時だけ「カササギ」が橋を架けてくれるそうです。これは僕の中で新発見でした。カササギがどうやって橋を架けるんだろう、とか、鳥目じゃないのとか。
MOMOでカササギで検索してみると、1件もヒットしません。そんなにめずらしい鳥かなと思ってたら、日本では生息範囲が狭く(福岡とか佐賀とか)、保全対策依存種とか天然記念物(カササギ生息地域)でした。カラス族(多分)で、頭の良い鳥らしい。だから七夕でも重要な地位を占めているのかな。ちなみにカラスでの検索では、9件ありました。頭良さそうな映像は、
「ペットボトルの蓋を開けるカラス(実験)」(データ番号: momo070409cc02b)
「カラスの「観察学習」と問題解決」(データ番号: momo070409cc01b)
ペットボトルの蓋を開けたり、ひもをひっぱったり。うーん、やっぱりカラスはすごいなぁ。都会のカラスはどんどん頭良くなっていってるというし、親から子へ行動を教えたりするのかしら。昔からカラスは魔女といっしょにいたりと人との生活に密着しているので、昔から人真似をしてたんだろーな。
なんかずっとカラスの話になってしまって。本当は、「動物はみんな異性と出会うのは大変ですよ、出会っても踊ったり歌ったりして、相手の気をひかなきゃいけないし。そういう意味で動物はいつでも七夕なのね」というコラムにしようと思ったんだけど。
というわけで、「求愛」の検索の中から、背景が夜もしくは黒っぽいものの映像を少し紹介(七夕は夜だし、カラスの色も黒いし)。
「ヒメボタルの発光」(データ番号: momo090624lp01b)
「ゲンジボタルの求愛と交尾」(データ番号: momo041024lc01b)
「キリンミノの求愛と産卵」(データ番号: momo040112dz01b)
「ヤマドリの求愛と産卵」(データ番号: momo040111un04b)
けっこうこじつけですみません。七夕晴れるといいなー。
原村隆司(京都大学大学院動物行動学研究室)
2009-07-03