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犬イヌにあう

子犬の遊び、ケンカ、「仲裁」行動
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我が家から歩いて数分のところに、昔オリンピックの行われた大きな公園がある。休日には人出でにぎやかだが、なかでも目立つのがイヌを連れた人である。

この公園に連れて来られるのは、どうやら血統書でもついていると思しきイヌたちで、見るからに雑種だなというのはほとんどいない。イヌを連れている人たちも家族連れが多く、かっこいいパパ+おしゃれなママ+かわいい子供、と格差社会における勝ち組オーラを撒き散らしているような人が大半である。一方で、イヌの散歩を仕事にしているらしい人たちもちらほら見かける。ひとりで小型犬を3匹ぐらい連れていて、着てるものもジャージなど実用本位、どこかで休憩するでもなくてきぱきとイヌの散歩だけこなしている。

これら2つで、ヒトの行動パターンは大きく異なるが、イヌの行動には、イヌ同士あまり干渉しない、という共通点が見られるようだ。イヌといえば、出会うとお互いに吠えたりうなったりとびかかったり、するものだと思っていたが、みんな意外とおとなしい。いつもの縄張りから遠く離れた場所だから、他のイヌを追っ払おうなどと思わないのか?あるいはひょっとすると、普段飼い主家族だけと接していて他のイヌに会う機会がほとんどないので人間に対する社会行動は発達させられたけど、イヌに対する社会行動は発達のチャンスがなかった
のかもしれない。

これに対して、「子犬の遊び、ケンカ、「仲裁」行動」(データ番号: momo041128cf01b)では、子犬がけんかの仲裁という、なかなかに高度な社会行動を見せている。このように子供のときから他のイヌと一緒に育つことが社会性の発達に重要なんだろう。

10月末に岡山で開催された動物行動学会では「イヌの行動学」というラウンドテーブルも行われた。こういう話題も出たのかもしれないけれど、残念ながら私は遠い岡山には行けなかった。せめて、歩いて数分の公園でイヌ、ヒト行動観察にはげむことにしよう。
井上真(MOMO運営ボランティア)
2006-11-10

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