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マメコガネの採餌
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毎週金曜日に更新されるこの「視る・想う」コラムであるが、2004年10月から始まったのでもう3年近く、数にしてこれが144本目になる(多分)。よくこれだけ続いたなぁと思うが、さらに素晴らしいのはこれまで毎週欠かさず金曜日に更新されてきたということである。ところが、この144本目にして、ついにこの「金曜日更新」の連続記録が破られてしまった。と他人事のように書いているが、破ったのは私。すっかり失念していた。言い訳のしようもない。金曜日の更新を楽しみにしていたみなさま、すみませんでした。

さて、松之山に来て早四ヶ月が過ぎようとしている。松之山で地元の方に「私はカタツムリの研究をしています」と自己紹介すると、相手の反応はいくつかパターンがある。1つは「昔はいろりで焼いて塩を振って食ったもんさぁ」といったカタツムリを食べる話題。もう1つは「畑にいるウスカワマイマイが野菜を食べて困っている」といったカタツムリを退治する話題。

食べるのも退治するのも専門外なもので、返答に困ってしまう。これではいかん、ということで、この間ヒダリマキマイマイの殻の標本を作るときに抜いた軟体部を、しょうゆをかけてフライパンで焼いて食べてみた。すると地元の方がおっしゃるように、なかなかイケルんである。土臭いということもなく、サザエみたいな味がした。かといって、肉抜きのたびに食べるかというと、そこまででもないかなぁ。

退治する方の話だが、ウスカワマイマイというのは畑に多いカタツムリで、確かに野菜や花の芽などを食べてしまう困ったヤツなのである。それにしても、畑で野菜を作っていると生き物との競争だなぁ、と実感する。幸いウスカワマイマイの被害にはあっていないが、チンゲンサイが育ってくればクロウリハムシやオンブバッタが穴だらけにしてしまうし、ナスもいつの間にか葉っぱがニジュウヤホシテントウに食害されてしまった。

そういったいわゆる害虫たちは、単に葉っぱをばりばり食べるのかと思ったが、種によって食べ方があるようで面白い。例えばクロウリハムシは、「葉を食べる前に自分の周囲の表皮を円形に丸く齧る習性がある(※)」という。植物の防御物質対策だろうか?

「害虫」の採餌行動といえば、700件目となる「マメコガネの採餌」(データ番号: momo070725un02b)が見つかった。マメ科植物、その他の葉や花を食べてしまう甲虫で、この映像ではカンナの花を食べている。他にも探せばありそうだが、身近な存在で、研究対象にもなっていそうな割には少ない感じ。

それなら、ということでクロウリハムシの食事法を動画に撮影してみようかと思ったが、自分の大事な野菜が食べられているのを見るとつい先に手が出てしまって、なかなか撮影できないのであった。

http://moth2001.hp.infoseek.co.jp/8-53.html
西 浩孝(十日町市立「森の学校」キョロロ)
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