ブダイの産卵行動1 ハゲブダイ(10.1MB, 00:02:00)撮影日:2005 撮影場所:西表島 | ||
| 種類 ハゲブダイ Scarus sordidus キーワード | ||
桑村哲生 (Tetsuo Kuwamura) 2006/02/14登録 |
動物界 >脊索動物門 >硬骨魚綱 >スズキ目 >ブダイ科 >不明 >
これまでの報告ではブダイ類は満潮時刻に合わせて産卵すると言われていましたが、西表では、朝の7時から8時にもっとも活発に産卵することがわかりました。リーフエッジには、カワリブダイ、オオモンハゲブダイ、オウムブダイ、ハゲブダイなど、毎朝10種類くらいのTP(terminal phase)オスがやってきて、なわばりをかまえます。TPオスとは、メスと比べて派手な色をしているオスのことです。他にメスと体色のよく似た小型のオスがいて、これはIP(initial phase)オスと呼ばれます。
この映像では、求愛ディスプレイをしているハゲブダイのTPオスが写ります。底から数メートルういて、胸びれをパタパタさせながら旋回しています。このとき、白いウンチをしているところも写っています。これはサンゴの骨格が砕かれて粉になったものです(別映像「ブダイ類の摂餌行動」参照)。メスは下のほうにいます。そして、上がってくるとペア産卵をします。また求愛して、次のメスとペア産卵。映像には放卵放精による白濁が見えています。このように、ペアで上昇して放卵放精、体外受精します。受精卵は浮いて流れていきます。メスが来てくれれば次々にペア産卵をして、1日に何十匹というメスの相手をすることもあります。ストリーキングも見られます。左からIPオスが放精しようとして飛び込んできます。さらに、これも左からですが、飛び込んでくるのはIPじゃなくてTPです。つまり、となりになわばりをもっているTPオスもストリーキングすることがあるのです。さらに、もう1つのタイプの繁殖の仕方は群れ産卵です。IPオスが集まってメスを追尾し、10匹くらいが同時に産卵上昇します。スローでみると、1尾のメスに10匹くらいのIPオスが同時に精子をかけています。
(データ番号:momo060212ss01b)
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