クサグモの捕食行動
(10.3MB, 00:00:31)撮影日:2003/05/02
撮影場所:福井市足羽山
石田 惣
(ISHIDA, So)
2003/05/22登録
種類:クサグモ,
Agelena limbata
キーワード:ラッピング 糸
動物界 >節足動物門 >蜘蛛形綱 >新蛛亜目 >タナグモ科 >クサグモ属 >
この映像は、クサグモ(Agelena limbata)の幼体による糸を使った餌の捕食行動を記録し、編集したものです。
1カット目:まず、クモの棚網にトビイロケアリ(Lasius japonicus)が投下されます。棚網に餌がかかってからおよそ0.3秒でクモが餌に向かって移動を開始し、餌を追い越し、その周りをまわりながら糸で巻いて捕捉(ラッピング)します。
2カット目:しばらく巻いた後、クモは餌との距離をおいて足を使いその様子をうかがいます。もしまだ動くようであれば、糸によるラッピングを再開します。
3カット目:ほとんど餌が動かなくなると、クモは餌に噛みつきます。おそらく毒を注入していると考えられます。ここではラッピング開始から噛みつきまでおよそ7分かかりました。
この後、通常は棚網のトンネル部に餌を持ち帰りますが、この映像を撮影した時は、クロオオアリ(Camponotus japonicus) とみられるアリが網を裏側から食い破り、ラッピングした餌を横取りしてしまいました。この横取りの詳細は「クロオオアリ?によるクサグモが捕獲した餌の横取り」を参照してください。