オビテンスモドキの寝床づくり
(3.6MB, 00:00:53)撮影日:2000/04
撮影場所:鹿児島県口永良部島
高柳茂暢
(Shigenobu Takayanagi)
2003/12/01登録
種類:オビテンスモドキ,
Novaculichthys taeniourus
キーワード:ベラ サンゴ礁魚 寝床 サンゴ運搬 潜砂
動物界 >脊索動物門 >硬骨魚綱 >スズキ目 >ベラ科 >テンスモドキ属 >
オビテンスモドキは砂のマウンドにサンゴ片を積み重ねて寝床をつくります。30分ほどかけて、おおよそ40個ほどのサンゴを運びます。最も大きかったサンゴ片は60mm x 75 mm x 150 mm (409 g)もありました。日没頃、サンゴの一部を動かして入り口を空け、そこから潜り込み、就寝します。この映像では、砂とサンゴ片を運び、口をほうきのようにして寝床の砂を盛り整えるシーンと、同一個体がその後に寝床に潜り込むシーンをまとめてあります。普通の魚には動かせないような大きなサンゴをいくつもかぶせることで、砂に潜って寝る他のベラ類から睡眠場所を守ることができているのではと考えています。
詳しくは文献(Tanayanagi S, Sakai Y, Hashimoto H, Gushima K. 2003. Sleeping mound construction using coral fragments by the rockmover wrasse. J. Fish. Biol. 63: 1352-1356)を御覧下さい。