ヨツハモガニのデコレーティング行動
(8.7MB, 00:00:30)撮影日:2002/12/26
撮影場所:京都大学瀬戸臨海実験所
佐藤ミチコ
(Michiko Sato)
2004/01/13登録
種類:ヨツハモガニ,
Pugettia quadridens quadridens
キーワード:擬装 擬態 対捕食者戦略
動物界 >節足動物門 >軟甲綱 >十脚目 >クモガニ科 >モガニ属 >
本種は北海道、本州、四国、九州、韓国、中国北部まで広く分布し、岩礁潮間帯付近の海藻の多い場所に生息している。
クモガニ科カニ類は海藻や海綿などの小型の固着生物を体表面に付着させる種が多く、この行動は背景と同化したり、食べ物と認識されないようにしたりして敵から身を隠すための行動であると一般的に考えられている。
本種も額棘(目のそばの角のようなトゲ)と後胃域(甲羅の上部3分の1ぐらいのところ)と後縁辺(甲羅のわき)に鉤針状の毛が生えており、マジックテープのような原理でこの部分にちぎった海藻等を引っかけて付着させることができる。
本画像はオス個体がちぎった海藻(イソモク)をまず付着させやすいように口器で噛んでやわらかくし、それを額棘にこすりつけるようにしてくっつけているところである。