ダイズサヤタマバエの産卵
(9.1MB, 00:00:54)撮影日:2000/06/20
撮影場所:牛久市
高木一夫
(kazuo Takagi)
2005/01/02登録
種類:ダイズサヤタマバエ,
Asphondylia yushimai
キーワード:産卵行動 ダイズサヤタマバエ 共生菌
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >双翅目 >タマバエ科 >サヤタマバエ属 >
ダイズサヤタマバエはダイズの子実や花に産卵し、子実・胚を食害します。このタマバエの越冬やダイズ以外の寄主については不明な点が多かったのですが、ねばり強い湯川博士の調査によって2003年にようやくこのタマバエの越冬寄主がわかったのです。実に20年以上の年月が費やされましたが最新の遺伝子解析法が解決をもたらしたのです。成虫は産卵するときに持っている共生菌である糸状菌を同時に注入します。菌はダイズの子実内壁に繁殖して白いマット状になります。ある程度成長した幼虫はこの糸状菌を餌として成長するのです。そのため産卵管は太く、産卵にも時間がかかりますが菌をどのようにして移植するのか詳細はわかっておりません。この珍しいタマバエには多くの寄生蜂が攻撃を仕掛けます。これらの寄生蜂は寄主探索に当たり、共生菌の存在を目標にしているのではないでしょうか。