チョウの集団吸水行動
(1.3MB, 00:00:12)撮影日:1996/05/16
撮影場所:パナマ共和国ソベラニア国立公園
小汐千春
(Chiharu Koshio)
2006/12/15登録
種類:シロチョウ類,
unidentified Pieridae spp.
キーワード:吸水行動 集団 アゲハチョウ科
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >鱗翅目 >シロチョウ科 >不明 >
パナマのソベラニア国立公園内にある通称パイプラインロードといわれる道では,しばしば多数のチョウが集団で湿った土から吸水しています。吸水しているチョウは主にアゲハチョウ科のEurytides類とシロチョウ科のチョウで,なぜか同じ種類どうしかたまって吸水しています。人や車が通ると一斉に飛び立ちますが,しばらくすると再び同じ種類どうしが一緒に吸水を始めます。このような吸水行動は,水分補給以外にNaなどの塩類を摂取するうえで重要であり,摂取された塩類が配偶時や卵生産時に重要な役割を果たすことがいくつかのチョウ類で知られています。また,同種個体が集まるのは,視覚や嗅覚が関与していると考えられています。