ウミタナゴの出産
(3.0MB, 00:00:57)撮影日:2008/05/05
撮影場所:静岡県伊東市富戸
石田根吉
(Neyoshi Ishida)
2008/05/08登録
種類:ウミタナゴ,
Ditrema temmincki
キーワード:ウミタナゴ 出産 胎生魚
動物界 >脊索動物門 >硬骨魚綱 >スズキ目 >ウミタナゴ科 >ウミタナゴ属 >
静岡県伊東市富戸の磯では、ウミタナゴとオキタナゴの妊婦は5月頃、ほぼ同じエリア
に集まって群れを作ります。しかし、個体数はオキタナゴの方が圧倒的に多いのが一
般的な傾向です。そこで、オキタナゴの出産を昨年観察したのに続いて、今年はウミ
タナゴの出産を追いました。
すると、
・ウミタナゴはオキタナゴよりは2〜3週間は早く出産期を迎えるらしい
・ウミタナゴもオキタナゴと同様に、同種の幼魚の群れ(今回の場合は30匹程度)
の中に自身の子を産み出した
・その群れの中には、ほぼ同サイズのクロホシイシモチ、ネンブツダイ、メバル、
ホンベラの幼魚なども混じっていた
・中層をかなり速く泳ぎながら幼魚を産み放つオキタナゴに対し、ウミタナゴは
アントクメ(海藻)とほぼ同じ高さ(水底から30cm程度)でほぼ静止して出産
した
ことが分かりました。