ハムシのオスが単独で内袋(ペニスの一部)を反転させる

(9.7MB, 00:01:16)
撮影日:2011/07/11
撮影場所:室内(札幌)


松村洋子
(Matsumura Yoko)
2011/11/27登録

種類:トゲアシクビボソハムシ, Lema coronata
キーワード:交尾器 交尾行動 ペニス


動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >甲虫目 >ハムシ科 >Lema属 >


向かって右端の個体がとる行動です.動画開始10秒ほどで,挿入器(median lobe, phallus)を出し始め,その後,風船の様に内袋(internal sac, endophallus)を膨らませています.内袋は本来,交尾時にメスの膣に挿入される構造で,普段は挿入器の内側に納められ腹部に収納されています.
 プラスチックケースの中に入っている4個体はすべて羽化後4日目のオスです.少なくともこの段階では,性成熟は完了していません.羽化後24時間までは,雌雄を同じケースで飼育していましたが,その後,オスを別ケースに隔離しました.観察者の知る限り,本種と近縁の数種,さらにノミハムシ亜科の一種で,この行動が観察されています.

(データ番号:momo111125lc01b)

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