ツノオオトゲクダアザミウマの大型雄同士の闘争(飼育下)
(5.9MB, 00:02:18)撮影日:2021/05/05
撮影場所:福井県福井市
柴田智広
2021/06/01登録
種類:ツノオオトゲクダアザミウマ,
Bactrothrips brevitubus
キーワード:ツノオオトゲクダアザミウマ 雄間闘争 腹部角状突起
動物界 >節足動物門 >昆虫綱 >アザミウマ目 >クダアザミウマ科 >ツノオオアザミウマ属 >
撮影した虫は飼育個体で飼育下での撮影である。
卵塊上の卵塊ガードポジションを奪い合う大型の雄同士の闘争行動である。
アザミウマの雄の闘争行動の研究ではBernard J.Crespiが有名であるが、
Crespi 1986のオオアザミウマ亜科、Elaphrothrips tuberculatusの雄間闘争で観察された
「parallel bout」行動がツノオオトゲクダアザミウマでも観察された。
「flipping」行動では腹部角状突起が絡み合い、互いを投げ飛ばしやすくしていることが判る。
このことから腹部角状突起は武装形質である可能性が高いと考えられる。
また、前肢ふ節に歯状突起を持たない本種では今回は「stabbing」行動は見られなかった。
このような闘争行動の観察はMound 1991で指摘されるように
グループの系統分類を行うにあたり一助となるであろう。