ムササビの仔の行動発達「後肢を外転させる」
(2.0MB, 00:00:40)撮影日:2013/04/09
撮影場所:東京都八王子市
繁田真由美・繁田祐輔・田村典子
(Mayumi Shigeta, Yusuke Shigeta, Noriko Tamura)
2021/09/02登録
種類:ムササビ,
Petaurista leucogenys
キーワード:ムササビ 仔の行動発達 後肢を外転させる 開眼
動物界 >脊索動物門 >哺乳綱 >齧歯目 >リス科 >ムササビ属 >
野外に架設した巣箱内の映像で「動体検知機能」を用いて録画した。37日齢の仔が横向き姿勢のまま股関節から「後肢を外転させる」行動が見られた。この行動は26日齢から発現した。ムササビは、前肢だけでなく後肢を水平に開脚することによって飛膜を広げ、揚力を保ったまま滑空する。そのため、通常の樹上生活を行うリス科他種に比べて、後肢を外転させ柔軟に水平に開脚できるようにしておくことは、滑空性の種にとって特に重要な意味を持つ行動と考えられる。2頭のうち、右側の仔は35日齢で開眼した。左側の仔の左目はまだ白く開眼していないが、右目は37日齢で開眼した。
繁田真由美・繁田祐輔・田村典子.2018.野外におけるムササビ(Petaurista leucogenys)の仔の行動発達.哺乳類科学 58:1-12.
「この動画は森林総合研究所の研究および普及目的で撮影され、成果は上記論文にまとめられた」